県下の名門・鶴丸高等学校の制服を着た「鶴丸リカちゃん」が4月上旬に発売されることが発表され、ネットで大きな反響を呼んでいる。販売は山形屋(鹿児島市金生町)。
「鶴丸リカちゃん」は、同校の卒業生で1966(昭和41)年生まれの36期生が、卒業から30年を迎えたのを機に企画。発売を発表した36期同窓会のフェイスブックページには問い合わせが殺到したほか、「売切必至か」「絶対手に入れたい」などの声が相次いだという。
価格は、冬服と夏服のセットで、1体=6000円~7000円(予定)。冬服は紺の生地に赤のスカーフ、夏服は白の生地に紺のスカーフのセーラー服。先着順2000体のみの販売で、売り切れ次第終了。4月上旬より予約を受け付け、6月上旬より発送予定。
実行委員会副委員長の横山秀彦さんは、「この『鶴丸リカちゃん』は、同校同窓会のマスコットであり、同窓会を広報するためのアンバサダー(大使)」でもある」と説明。「同窓生には記念品として手元に置いていただき、青春の日々を振り返って、次なる飛躍の糧としていただきたい」と話した。
毎シリーズ2000~3000体限定で発売され、予約の時点で売り切れる学校もあるなど人気の同シリーズ。県内ではほかに、甲南高等学校・玉龍高等学校・鹿児島中央高等学校など6校の「制服リカちゃん」が発売されている。
販売日や申し込み先など、最新情報はホームページで確認できる。