プレスリリース

築25年のモデルハウス、無償譲渡を開始 ― 鹿児島から新しい住まいの選択肢を提案

リリース発行企業:株式会社シンケン

情報提供:

株式会社シンケン(本社:鹿児島市、代表:迫英徳)は、2001年のオープン以来親しまれてきた「与次郎ヶ浜モデルハウス」の閉館にあたり、その価値を理解し住み継いでくださる方へ無償で譲渡するプロジェクトを開始しました。

このプロジェクトは、約25年の年月を経て熟成した木の家を「廃棄」するのではなく「継承」することを目指しています。これにより、日本の住宅文化に新たな選択肢を提供する試みとなります。公開から10日間で140組を超える来場者に恵まれ、大きな反響を呼んでいます。

深い軒を持つ与次郎ヶ浜モデルハウス


総合住宅展示場で、異彩を放つ佇まい



 ■ 日本の住まいを「消費」から「継承」へ

日本の住宅寿命は約30年とされ、欧米(50~80年以上)と比較して短命です。その背景には、住み継ぎたいと思える良質な既存住宅が少ないことや、「古くなれば壊す」という考え方に基づいた住宅建設が影響しています。
シンケンは、住まいを消費するものではなく、時間とともに価値を深め、次代へ受け継ぐ“社会の資産”へと転換するため、「住まいの循環」を提案しています。




 ■ 25年の歳月を価値に変える「再生」

通常、モデルハウスは数年で解体されるのが一般的です。しかし本建物は、25年間にわたり手を入れながら使い続けてきました。
柱や床の木肌は飴色へと変わり、経年変化は「住まいが育つ」という現象を実現しています。
本プロジェクトでは、この価値を損なうことなく、建物を解体し、別の土地で活かす「移築再生」を目指します。

味わいを増した無垢の床

自然とひとつになれる半戸外の居場所


 ■ 25年を経た住まいが、支持される理由

公開から10日間で寄せられた声には、「いつまでもいたくなる、居心地の良い住まいでした」
「時間が経ったほうが、より良く感じました」「子どもたちが楽しそうに過ごしていたのが、すべてだと思います」など、体感を通して魅力を確認した見学者のコメントが多く見られました。
特に、23年前に訪れた際の印象を今でも鮮明に覚えているという意見もあり、住まいの価値を改めて感じさせる結果となっています。


 ■ モノへの敬意をつなぐ


離れは、テーブルとソファが並ぶこじんまりとしたスペース

建物だけでなく、モデルハウスで使われてきた家具や器も、大切に使い継いでくださる方へお譲りします。
これは単なる販売ではなく、職人の手仕事に対する敬意を前提に、その価値を理解する人へと引き継ぐことを目的としています。


 ■ 「100年、住み継ぐ」未来へ

シンケンでは現在、鹿児島県鹿児島市宮之浦町に「100年住み継がれる住まい」を目指した提案住宅『スタディハウス』の研究棟を建築中です。
本モデルハウス譲渡は、住まいの循環を社会に実装していく一歩です。古くなるほどに美しく、手を入れるほどに愛着が深まる。そのような住まいが受け継がれていく文化を育てていきます。

STUDY HOUSE -スタディハウス- の実例



【譲渡概要】

対象建物:与次郎ヶ浜モデルハウス(築25年・木造)
<鹿児島県鹿児島市与次郎2丁目 KTS住宅フェア内>
内容:建物本体を現状のまま無償譲渡 (解体・運搬・再築費用は譲受者負担)

【募集期間】

【モデルハウス譲渡】2026年4月10日(金) ~ 5月31日(日)
【家具・器の譲渡】 2026年4月10日(金)~ 6月21日(日)

#住宅 #住み継ぐ思想 #ふだんをいちばんの幸福に #暮らしに自然をいかす #社会的資産としての住まい
詳細を見る

  シンケン与次郎ヶ浜モデルハウス
















株式会社シンケン
株式会社シンケンは1977年創業、鹿児島・福岡・熊本を拠点に住まいの設計・施工を手がける。
「ふだんを、いちばんの幸福に」を理念に、太陽・風・樹々などの自然を暮らしに取り込む独自の設計を実践。家を建てて終わりではなく、風景となり、次代へと循環する社会的資産として住まいを育てる思想を大切にしている。
こうした取り組みは全国からも関心を寄せられており、シンケンが開発した“100年、住み継がれる住まい”を目指す提案住宅「スタディハウス」の研究棟建設も進行中。さらに、地域工務店とともに良質で住み継がれる住まいを全国へ広げる取り組みも進んでいる。

1977年創業
本社:鹿児島県鹿児島市下荒田4-49-223
TEL:099-286-0088
https://sinkenstyle.co.jp/

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