城山観光ホテル（鹿児島市新照院町、TEL 099-224-2221）では、県内限定で販売していたヒット商品「知覧茶ジャム」と「安納芋ジャム」のネット販売を6月14日より開始した。

料理長自らが、1瓶ずつ手作り

　「知覧茶ジャム」は2014年7月から販売を始め、現在までの累計販売数が1万7000個以上を突破した同ホテルの人気商品。朝食会場で人気が出て商品化したところ、テレビや雑誌などの取材が相次ぎ、人気に火が付いた。生産量全国第2位の知覧（南九州市）の茶葉を丸ごと使い、純度の高い生クリームと合わせたシンプルな味わいが特徴。味と品質の安定を図るため、製菓料理長・栄村洋樹さんのみが作る。

　同商品のヒットを受けて2015年3月に誕生したのが「安納芋ジャム」。ご当地ジャムとしてシリーズ化を進めるに当たり、地元食材を活用した商品開発を考えた。生産量全国1位を誇る鹿児島のサツマイモの中でも、糖度16度と特に甘みが強く女性に人気の「安納芋」を使用した。カロリーが他の芋よりも低く、女性を中心に徐々に人気が出ているという。

　価格は両商品とも税別580円。通販サイトでは組み合わせ自由の2個セットから注文可能で、数量限定で販売する。