今秋開かれる「第30回国民文化祭かごしま2015」の一環で、「かごしま漫画フェスティバル」が行われる。それに合わせ、漫画コンテスト「キバレ!かごしま漫画クロデミー賞」が現在、鹿児島をPRする漫画作品を募集している。
10月31日・11月1日にアミュ広場で開催予定の同フェス。「ソムリエ」「ONE OUTS」「LIAR GAME」など多くの代表作を持つ、鹿児島出身の漫画家・甲斐谷忍さんを招いたトークショーをはじめ、「スピリッツ」(小学館)や「ヤングジャンプ」(集英社)、「別冊マーガレット」(同)など大手出版社に原稿を評価してもらえる出張編集部、県PRキャラクターの「ぐりぶー」による漫画体験教室などさまざまな企画を盛り込む。
鹿児島の「黒文化」や、歴史・文化・人物・産業を題材にした漫画作品を募集する「クロデミー賞」は今年で3回目。県内外から応募があり、その数は年々増えレベルが上がっているという。審査員には甲斐谷さんや、日本で初めて「マンガ学部」を作った京都精華大学の副学長を招く。
「小学生のお子さんからプロまで、どなたでもご応募いただける。秋の国民文化祭を盛り上げるためにも、ぜひ多くの人に挑戦していただければ」と呼び掛ける、「マンガプロジェクト鹿児島」会長でクロデミー賞実行委員会事務局長の四元重美さん。
応募締め切りは7月31日(消印有効)。プロ・アマ・年齢・ジャンル問わず、コマ・ストーリー・イラストの3部門で作品を受け付ける。一般を対象に企業漫画部門も設ける。「クロデミー大賞」には、10万円相当の鹿児島特産品を贈る。
※初掲時、記事の内容に一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします。