天文館の特産品アンテナショップ「かご市」(鹿児島市中町、TEL 099-224-1093)で10月4日、鹿児島の離島の特産品を集めた「島市~シマジマから届くよかもんと出会う場所~」が行われる。
全国有数の離島県である鹿児島の島々で生まれた商品にスポットを当てた同イベント。種子島、屋久島、奄美などから、生産者の思いやこだわりが込められた「ストーリーのある商品」が約15アイテム並ぶ。
売り場には生産者も立ち、「島の商品を通して離島の魅力をもっと発信したい」との思いを持った大学生らと一緒に販売を行う。9月5日・6日に行った第1回には屋久島の薫製店「けい水産」の田中啓介さんが参加し、商品の説明を行った。両日ともに完売する商品もあるなど盛況だったという。
ラインアップは、屋久島「けい水産」の「トビウオのくんせい」(400円~1,000円)をはじめ、種子島から「Turtle Crew」の「安納芋クリームの亀シュー」(250円)や「なかわり生姜山農園」の「しょうが紅茶」(1,000円程度)、黒島「あしたよなぁー」の、ミカンを使った「シフォンケーキ」(300円~)、奄美「島がちゃ本舗」の「がじゃ豆ガチャガチャ」(1回200円)など。
同実行委員会で鹿児島天文館総合研究所Ten-Labの飯福あすみさんは「商品と一緒にストーリーを届けることを大切にして、一つ一つ丁寧に販売していきたい」と意気込みを見せる。「試食も用意しているので、気軽に立ち寄って」とも。
開催時間は10時~17時。2月まで毎月開催予定。