山形屋(鹿児島市金生町)で12月11日から、安納芋スイーツの実演販売が行われている。
洋菓子ブランド「シーキューブ」を展開するシュゼット(兵庫県西宮市)のシェフで南九州市出身の西山未来さんが考案した新商品「安納芋のチーズケーキ」。製菓のプロを対象にする「BUKO(ブコ)クリームチーズ コンテスト 2015」に自ら出品し優勝した作品をアレンジしたという。
デンマーク産の高品質なクリームチーズ「BUKO」で作ったチーズムースに、鹿児島県産・安納芋のペーストとメレンゲを合わせた安納芋クリームを添える。オレンジのコンフィを隠し味に加えて、「2つの素材のハーモニー」を引き立たせた。「安納芋は、時間をかけてじっくり焼くことで糖度が40度前後にもなり、焼き芋のようなふかふかの食感」という。市場に出回らない小さな安納芋を焼き芋チップにしてトッピングに使い、「見た目・食感ともに楽しめる季節の逸品」に仕上げた。
安納芋は、西山シェフの実家が営む「西山ファミリー農園」(南九州市頴娃町)が土づくりからこだわって育てたものを使う。「有機質の肥料を使い、両親が愛情を込めて育てた安心で安全な自信作の安納芋」と西山シェフ。
価格は497円。山形屋1号館地階中央催場には西山シェフも駆け付ける。実演販売は今月13日まで。全国の「シーキューブ」24店舗でも来年1月31日まで限定販売する。問い合わせは同社(TEL 0120-917-225)まで。