山形屋1号館中4階の雑貨店「What(ホワット)」(鹿児島市金生町、TEL 099-227-6580)が2月下旬、「鹿児島マラソン2016」のアンオフィシャルTシャツを発売する。13日には一部先行販売を始める。
3月6日の本番まで1カ月を切った鹿児島マラソン。山形屋が大会ロゴを使ったオフィシャルTシャツやオフィシャルソングを歌うAIさんとのコラボTシャツを発売する中、同店では「鹿児島マラソンTシャツ戦争に終止符を打つべく、運営28年の雑貨屋魂を注入」して作ったというアンオフィシャルTシャツを発売する。
「…というより、相変わらずのノリと勢いとタイミングだけで作ってしまった」と明かす店長の宮路裕一郎さん。デザインは、鹿児島弁のLINEスタンプが人気を集めるイラストレーターの「とおい森」さんに依頼した。素材は吸汗速乾性に優れたメッシュを使ったものを採用。
かわいらしいイラストと鹿児島弁を組み合わせたデザインは全10種。「応援あいがとさげもす(応援ありがとうございます)」「しいから何番け?(後ろから何番かな?)」「ぶんとへ(全然だめ)」「とぼれんし(さえないやつら)」「きばれ きばれ きばいやんせ!(頑張れ 頑張れ 頑張って!)」など、走る人だけでなく、応援する人でも着られるデザインをそろえる。バックプリントに加え、胸元と右袖にワンポイントも。
「見た人の一笑いを誘うようなコミュニケーションが生まれてくれれば」と期待を寄せる、とおい森さん。宮路さんも「マラソンだけじゃなく、部活や天文館などさまざまな場で着てもらえればうれしい」とコメントする。
サイズはS・M・L・LL、カラーはブラック・ホワイト・ロイヤルブルー・ピンクをそろえ、価格は1,500円。13日から同店とドルフィンポート(本港新町)の「Sundries(サンドリーズ)」で3種を先行販売。一般発売後は薩摩工芸館でも取り扱うほか、開催当日はテンパークでも販売予定。