サンエールかごしま(鹿児島市荒田1)で3月31日、「出版界の伝説的編集長」と称される櫻井秀勲さんと、鹿児島出身の有名作家で作家のエージェントでもある鬼塚忠さんの対談企画が行われる。
鹿児島初企画となる同対談。鬼塚さんから櫻井さんへのインタビュー形式で、当時の文豪たちと親交が深かった櫻井さんの思い出話や、作家になる方法などのトークを繰り広げる予定。
櫻井さんは、海音寺潮五郎をはじめ、色川武大・松本清張・三島由紀夫・川端康成など文壇に名を残す大物作家を担当し、31歳で女性誌「女性自身」の編集長となり100万部発行の人気週刊誌に育て上げたほか、その後、女性隔週刊誌「微笑」を創刊したことでも知られる。55歳で作家デビューもしており、著作は200冊に及ぶ。
鬼塚さんは、書いた著書がすべて映画化されている作家と言われ、作家エージェントとして年間80冊の本をプロデュースし、ベストセラー作家を多数育て上げてきた経歴を持つ。鹿児島大学水産学部卒で、若者育成・支援の思いから2014年2月に単独講演会を行った。
「本の好きな人に参加してほしい」と鬼塚さん。同企画の主催者でキャリア形成支援士の牟田京子さんも「第一線で活躍される方々の話を鹿児島で聞けるチャンス。ぜひ早めのエントリーを」と呼び掛ける。
開催時間は19時~20時30分。参加費は一般=3,000円。問い合せ・申し込みは牟田さん(TEL 090-7293-7062)まで。