音楽、クラフト、デザインなどの創作活動を体験できる野外フェスティバル「グッドネイバーズ・ジャンボリー2013(以下、GNJ)」が8月31日、「かわなべ森の学校」(南九州市川辺町)で開催される。
今年で4回目を迎えるGNJは、毎年夏の終わりに、築100年に迫る古い講堂と校庭に大きなクスノキが印象的な「かわなべ森の学校」(旧長谷小学校)を舞台に開催。昨年は県内外から2000人を超える「よき隣人たち」が来場した。
ゲストミュージシャンには、元スーパーバタードッグの永積タカシさんのソロユニット「ハナレグミ」を迎えることが決定。会食の際にGNJ実行委員会代表の坂口修一郎さんが永積さんに同フェスのコンセプトなどを伝え、「共感を得られた」ことをきっかけに、初来鹿が実現した。
そのほか、初の海外アーティストや地元からはしょうぶ学園の人気バンド「otto&orabu」などのアーティストが会場を盛り上げる。今年は初の取り組みとして、全国主要都市から会場までの直行ツアーに加えて、フェス翌日に県内を巡るオプションツアーを企画。「ランドスケーププロダクツ」岡本仁さん著で人気のガイドブック「ぼくの鹿児島案内」で紹介された名所など、鹿児島の魅力を発掘できるコースを複数用意する。
当日はイタリアンや和食、スペイン料理のレストラン、カフェなど県内から40店以上がブース出店。鹿児島のクラフト作家のアイテムや地元特産品の販売、出店者自身によるワークショップも行われるなど、70組以上のクリエイターが参加。来場者は一日中さまざまなクリエーティブを体験できる。
実行委員会事務局の四元朝子さんは、子どもから大人まで幅広い年代が楽しめるイベントとして、「夏休みの終わりに、芝生の上で大切な家族や友人と、ここでしかできないすてきな体験をしていただきたい」と参加を呼び掛ける。
開場11時、終演21時。雨天決行。チケット料金は、前売り=4,500円、当日=5,000円。小学6年生までの児童は無料。詳細はホームページで確認できる。