鹿児島中央駅から徒歩1分の中央駅一番街に6月21日、「漁師居酒屋源三郎」（鹿児島市中央町、TEL 099-251-2078）がオープンした。

朝獲れの魚を使ったメニュー

　店舗面積は約60平方メートル。カウンター6席、座敷テーブル5卓で計26席を設ける。店名の「源三郎」は、店長・島崎正太さんの家族が漁に出る漁場の名前。「源三郎」をはじめ、種子島・屋久島近海で朝捕れたばかりの魚を市内に直送する。「捕れたての魚がどんなにおいしいかを伝えたいので、味付けはシンプル」と島崎さん。

オープン以来、年配の客を中心に家族連れや仕事帰りのビジネスマン、女性の1人客も訪れるという同店。島崎さんの父が切り盛りする種子島の姉妹店「なべ割」を参考に、「故郷、両親の味を再現している」という。「漁師一家なので、お客さまにもいいものを安く提供できる。いい魚が捕れない日は店を開けない」とも。

　刺し身や空揚げ、煮付けなど、その日捕れた魚を使った日替わりメニューをメーンに提供する。定番メニューは、「刺し身3点盛り」（800円）、「地魚のカルパッチョ（700円）」、「じいちゃんが捕って、ばあちゃんが干しました、自家製トビウオ一夜干し」（650円）、「地魚のあら煮」（650円）、「海鮮丼（本日のおすすめ汁物付き）」（1,000円）など。また種子島の銘柄焼酎も豊富に取りそろえる。

　営業時間は17時～24時。日曜定休。