山形屋(鹿児島市金生町3)は1月30日、2月6日から始まる「バレンタインコレクション2014」を前に、一般客60人を招き「バレンタインチョコレート試食会」を開催した。
山形屋のフェイスブックページに「いいね」を押している人を対象に公募し、抽選で選ばれたペア30組が参加。司会を務めた食品統括部の酒井祐也さんが「チョコレートだけでは絶対太らない。ぜひおなかいっぱい食べてほしい」と話すと、会場は笑いに包まれた。
参加者に提供されたのは「バレンタインコレクション」で販売するチョコレート20点で、総額は5,000円相当。鹿児島初登場のフランス「ジャン=ポール・エヴァン」、日本の高級チョコレートブランド「メリー」の姉妹ブランド「カカオブラザーズラボ」など、国内外のチョコレートが配られた。
今年山形屋で販売するチョコレートの平均単価は1,000円を見込み、前年比102パーセントと上昇傾向に。参加者に話を聞くと、渡す人数は平均3人と少ないものの、20代の女性は「本命の予算は5,000円」と話すなど、大事な相手へのプレゼントにお金をかける傾向がうかがえた。お返しは何が良いかという質問には「お菓子」との答えが多い中、「高いもの。10倍返しだ」との回答も。人気は酒井さんも一押しする「ロイズ」のウイスキー入り生チョコ「山崎シェリーウッド」だった。
6階大催場での同コレクション開催は今回が初。会場の売り場面積の拡大に伴い、チョコレートの展開ブランド数を昨年の34ブランドから69ブランドへ大幅に増やす。期間中は、スイーツ11ブランドとチョコレートを手作りする人向けの材料やラッピンググッズも販売。売り上げは合計で1億4,000万円を見込む。酒井さんは「有名なチョコレートが鹿児島に一堂に集まる貴重な機会。プレゼント用に、自分用にと何度でも足を運んでいただければ」と呼び掛ける。
開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。2月14日まで。