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鹿児島・天文館にクラフトビール店 緑茶・カボス・ゴーヤの地ビールも

店舗外観

店舗外観

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 クラフトビール店「46(ヨンロク)かごしまクラフト」(鹿児島市東千石町、TEL 099-800-5354)が鹿児島・天文館グルメ通りにオープンして、12月23日で2カ月がたつ。

店内やビール

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 経営は「ひふみよ」(荒田)。同社は就労継続支援B型事業所「ひふみよベース」を天文館・荒田・紫原で展開するほか、スパイシーカレー専門店「ちゃぶやカレー堂」などを経営する。2022年2月、鹿児島産の農産物を使ったクラフトビールを醸造する「ひふみよブリューイング」(新屋敷町)を開業。緑茶、カボス、ゴーヤなどを使った地ビールを生産しており、「少量生産多品種を生産できるのが特徴」と社長の白澤繁樹さん。「ビール消費の少ない鹿児島でも、夢を持って地ビールを広め、根付かせたい」との思いで、天文館に出店した。店名は、鹿児島県の都道府県コード「46」に由来する。

 店内中央にはコの字型のカウンター(10席)を設けるほか、スタンディング5席、テーブル4席も備える。プロジェクターも備え、スポーツ観戦を楽しめるようにする。ビールの注ぎ口であるタップは12タップあり、「鹿児島県内でも最大級」と白澤さん。店内には障がい者が描いた絵も随所に展示する。

 地ビールは、ひふみよブリューイングの銘柄8種類と、「MOONRISE brewery(ムーンライズブルワリー)天文館」(樋之口町)、南九州や南大隅で醸造した銘柄を用意する。価格は、標準サイズ=1,200円~、ハーフ=800円~。そのほか、鹿児島産の焼酎、ジン、ウイスキー(以上900円~)も用意。

 フードメニューは、花の木ファーム(南大隅町)の手作りフランクフルトをオリーブオイルで蒸したもの、肉豆腐、油で揚げずスキレットで焼き上げたコロッケなどがあり、価格は770~1,100円。

 ポテトは揚げずにグリルで焼いて提供、無化調にこだわるなど、「体に優しい食事を目指している」と白澤さん。12月から新ビール「桜島ヌーボ2023」も提供している。「シーズンによりクラフトビールの内容も変わるので、新商品も楽しんでもらえれば」と来店を呼びかける。「ひふみよブリューイングの小売品は上ノ町商店(伊敷町)で購入できる(1本770円~)」とも。

 営業時間は15時~21時30分(金曜・土曜は23時まで)。日曜・月曜定休。

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