鹿児島市中山に7月1日、全国に約140店舗を展開する「淡路島カレー」のLC中山バイパス店(鹿児島市山田町、TEL 099-296-1696)がオープンした。フーズバー「Individual bar Realize」内で展開する。運営はビープラウド(東京都中央区)。
県内では「カフェレスト プチフルール店」(鹿屋市川西町)に続き2店舗目となる同店。約30平方メートルの店内に、カウンター10席、テーブル15席を設ける。中山バイパス沿いと車通りの多いエリアということもあり、終日多くの客が訪れるという。
「甘さ、コク、辛さ」と、その味わいが3段階に変化するという同店のカレー。初めに、リンゴ、バナナ、マンゴー、パイナップルなど9種類のフルーツが溶け込むカレーに、ナシと同じくらい糖度が高い兵庫県淡路島産「プレミアム玉ネギ」丸々1個を使うことで生まれる甘さ、次に淡路島の工場で製造される鶏ガラと香味野菜のスープと、デミグラスソースのコク、そして16種類以上のスパイスによる辛さを感じることができる仕上がりだという。
カレー業界において店舗数全国2位の同社は、淡路島の契約農家から仕入れた食材を使って現地の工場で製造し、淡路島から全国流通。地域活性化もコンセプトに掲げた「ご当地カレー」として、全国メディアで取り上げられるなど人気を博している。「市内では他にあまりないカレーで、一度食べるとリピーターになる方がほとんど。ぜひ足を運んでいただければ」と同店オーナーの山畑考生さん。
メニューは、淡路島産の「プレミアム玉ネギ」が1人前に1個入った「プレーンカレー」(スモール=580円、レギュラー=680円、ビッグ=780円)をはじめ、スタウトビールで煮込んだポークが2枚のった一番人気の「スタウトポークカレー」(スモール=780円、レギュラー=880円、ビッグ=980円)、スタウトカレーに一番合うビーンズを厳選し、トマトの酸味と、鶏ひき肉がアクセントの「ビーンズカレー」(スモール=680円、レギュラー=780円、ビッグ=880円)など。トッピングのほか、辛さを5段階で選べる。「スタウトポークカレー」「プレーンカレー」は持ち帰りにも対応する。
営業時間は11時~14時、18時~翌1時。水曜定休。
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