南九州市川辺町にある小学校の廃校跡で8月23日、恒例の夏フェス「グッドネイバーズ・ジャンボリー2014」が開催される。
夏の終わりの風物詩となった同フェスは今年で5回目。会場では、「みんなでつくるフェスティバル」をコンセプトに、100を超えるライブやワークショップ、飲食ブースを展開。毎年、県内外から2,000人以上の参加者が集まり、音楽、デザイン、クラフト、アート、ダンス、写真、映画、文学、食など、ジャンルを超えたクリエーティブな体験が1日中楽しめる。
ライブパフォーマンスは、地元しょうぶ学園から同フェス常連のパーカッショングループ「otto&orabu」をはじめ、枕崎のスカバンド「ARTS」、日本初のダブバンド「QUIET REGGAE」のトランペッター・こだま和文さんなどが登場。
同フェスを主宰する坂口修一郎さんのバンド「ダブルフェイマス」のメンバーも参加し、現在一般の参加者を募集している「グッドネイバーズ・マーチングバンド」は当日限定で結成。子どもから大人まで、楽器を持って会場を練り歩くという。
地元では現在、当日に向けさまざまなプレイベントが開かれている。4月にスタートした「みんなでつくるGNJワークショップ」では、「グッドネイバーズ・カレッジ」のメンバーがフェスを楽しくするアイデアを形にしようと構想・制作を進めている。今月13日には、同会場のシンボルでもある大楠の木に昨年2日間だけ登場したツリーハウスを作るワークショップ、19・20日には会場のステージをデコレーションするワークショップを予定。それぞれ参加者を募集している。
GNJ実行委員会事務局の四元朝子さんは「豪華ミュージシャン、カレッジ講師に、ワークショップやポップアップストアなど、ぜひ夏の1日、ココでしかない出会いを楽しんでいただければ」と来場を呼び掛ける。
11時開場、21時終演。雨天決行。チケットは、前売り=5,000円、当日=5,500円。小学生以下無料。詳細はホームページで確認できる。