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鹿児島に「薩摩チャイニーズ」コンセプトの中華料理店-四川料理とワインを提供

隠れ家的な中華料理店「中国料理 杏仁香」のメニュー一例

隠れ家的な中華料理店「中国料理 杏仁香」のメニュー一例

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 中華料理一筋32年の料理人が11月1日、中華料理店「中国料理 杏仁香(あんにんしゃん)」(鹿児島市照国町、TEL 099-227-2522)をオープンした。

オーナー料理長の村田司さん

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 中原別荘の裏手の隠れ家的な同店。約17坪の店内にはカウンター7席、テーブル席12席と、8席を設ける個室を用意する。オーナー料理長は、アミュプラザ鹿児島店など九州に3店舗を構える華都飯店の料理長を10年務め、中国料理世界大会などでもタイトルを取っている村田司さん。

 素材の味を大切にするため化学調味料は一切使わないという料理は、鹿児島の食材にこだわった「薩摩チャイニーズ」。「鹿児島でしか食べられない中華料理」を提供するという。辛さのない料理には、香りがよく体にいいとされるオリーブオイルを使用。そのため、中華料理では珍しくワインとの食べ合わせを提案する。

 一押しメニューは、県産黒豚を使った本格四川マーボードーフ、薩摩赤鶏を使った四川風甘辛炒め(以上、1,200円)や、坦々麺(1,000円)、あんかけチャーハン、五目あんかけ焼きそば(以上1,200円)、大海老チリソース煮(1,500円)、アワビのしょうゆ煮(3,500円)、杏仁(あんにん)豆腐(500円)など。

 コースメニューは、フカヒレ入りのヒスイスープ、有頭大海老と春雨のバーベキューソース炒め、県産黒毛和牛のチャーハン、バナナ風味の杏仁豆腐など料理7品が付く「桃花コース」(4,000円)、「杏仁香コース」は料理8品が付く6,000円のコースと、1万円のコース(前日までに要予約)を提供。

 ドリンクは、エビス生ビール(600円)、たる詰めスパークリングワイン「ポールスター」(400円)のほか、ボトルワイン(2,500円~6,000円)は常時10種類そろえる。熊本ワインは赤・白・ロゼをグラス(600円)、ボトル(3,000円)で提供。「特にロゼがおすすめ」と村田さん。ほか、紹興酒は5年もの(2,000円)、10年もの(2,500円)を置く。

 村田さんは「料理は愛情。常に『大切な人のために』という精神で日々研さんしていきたい」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は17時30分~24時(ラストオーダー23時)。月曜定休。12月31日は22時~翌3時に「年越し担々麺(ポールスターまたはウーロン茶付き)」(1,200円)を提供する。

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