鹿児島市民文化ホール(鹿児島市与次郎2)で6月19日、九州プロレス(福岡市東区)の鹿児島興行「鹿児島を元気にすっドー!’16」が行われる。
姶良市出身のプロレスラー・桜島なおき選手の3回目の凱旋(がいせん)試合となる同試合。桜島選手は当日、5試合の対戦カードを締めくくるメーンイベントに登場。現九州王者のめんたい☆キッド選手から逆指名を受けて60分1本勝負を行う。桜島選手は前回、対めんたい☆キッド戦を制してタイトル奪取に王手をかけており、重要な一戦となる。
4月に福岡で行われた試合後には、めんたい選手が、桜島選手をはじめとする武闘派集団「玄武會」を相手どり、「おい玄武會、俺は玄海に勝った。藤田ミノルにも勝った。4人中2人がやられて悔しくないのか」と挑発し、「鹿児島と言えば桜島。俺がアウェーの地に行って、このベルト賭けてやるよ。逆指名だ、桜島。やれんのかよ」との宣戦布告。一方、桜島選手は「上等だ。ベルト受けてやるよ。2年前の博多スターレーン大会、俺はあんたに勝ってる。それがすべてだろ。6月19日鹿児島大会、ベルト巻くのはこの俺だ」と受けて立った。
当日は、地元出身の女性プロレスラー・下野佐和子選手や、昨年の鹿児島大会を負傷欠場した藤波親子(藤波辰爾選手、LEONA選手)の試合にもファンの注目が集まっている。プロレスファンが集まるバー「昭和の灯」(山之口町)の薪元すずこさんは、店の客らと試合観戦に駆け付ける予定という。薪元さんは「心の底から応援している。ベルトを待っている」と桜島選手にエールを送る。
14時30分開場、15時試合開始。前売りチケットは大人=3,000円、学生=2,000円、小学生=1,000円(以上、当日500円増)。チケットは、「九州プロレス」オンラインショップ、各プレイガイドほか、「奇跡の手羽先サラリーマン横丁 天文館本店」で取り扱う。