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アミュプラザ鹿児島でイルミネーション 和をモチーフにデザイン一新

伝統的な「和柄」を取り入れたイルミネーション

伝統的な「和柄」を取り入れたイルミネーション

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 アミュプラザ(鹿児島市中央町)アミュ広場から鹿児島中央駅にかけて11月11日、イルミネーション「KAGOSHIMA CENTRAL ARC (かごしませんとらるあーく)」が点灯した。

点灯式には大勢の観客が集まった

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 同広場では例年クリスマスイルミネーションが点灯されていたが、今年は「Japanese Traditional Modern(ジャパニーズ・トラディショナル・モダン)」をコンセプトにデザインを一新。従来のクリスマスツリーに代わり、薩摩切り子をモチーフとした「光の塔」が新たなシンボルとして建てられた。天井装飾は麻の葉を、アーチは水引や和紙帯の飾りひもをモチーフにするなど、イルミネーション全体に和のデザインが織り込まれている。アミュプラザ広報担当の満冨里紗(みつとみりさ)さんは「伝統的なデザインの美しさを感じてほしい。新たな冬の風物詩となれば」と話す。

 点灯式ではイルミネーションの点灯に先立ち、鹿児島市出身のバイオリニスト大迫淳英(おおさこじゅんえい)さんや鹿児島大学吹奏楽部による演奏が行われ、ムードを盛り上げた。18時40分ごろ、カウントダウンとともに約21万球のLEDに一斉に明かりがともると、会場に集まった観客からは大きな歓声が上がった。点灯式に訪れていた女性は「とてもきれい。去年までよりもバージョンアップしている気がする」と感想を述べた。

 イルミネーションの点灯後には、奄美大島出身のシンガー・城南海(きずきみなみ)さんのスペシャルライブも開催。ライブでは初めて披露するという「晩秋」や、一青窈(ひととよう)さんの「ハナミズキ」などをイルミネーションの輝く中で歌い上げた。曲の合間のMCでも「すぐそこのミスタードーナツでバイトしていた」といった地元出身ならではのエピソードを披露し会場を沸かせた。城さんは「イルミネーションがとてもきれいに見える特等席で歌わせてもらった。地元の人の温かさを感じることができてうれしかった。イルミネーションは1月までやっているので、たくさん見に来て」と呼び掛ける。

 点灯時間は17時~24時。来年1月15日(天井部分は2月19日)まで。

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