今年で20回目を迎える「スタンプショウかごしま2017」が9月30日・10月1日、サンプラザ天文館(鹿児島市東千石町)の3階会議室で開催される。
郵便切手類の歴史や郵便制度の研究を目的として設立された「日本郵趣協会」などが主催する同イベント。県内外の収集家によるコレクションの展示や九州でもトップクラスの収集家による鑑定会、切手商による出張販売などが行われ、地元の切手愛好家らが訪れる。
「切手で感じる秋」をテーマとした今年の展示会では、1972(昭和47)年に少女漫画誌で発表後、アニメや舞台化を通じて現在でも幅広い層に支持されている「ベルサイユのばら」関連の切手を集めた作品や、「野菜とくだもの」と題した作品を招待。「フランス美術切手 1961-1971」など地元会員による作品も展示する予定となっている。
当日は記念カードや愛好家垂涎(すいぜん)の貴重なスタンプを入手できるほか、毎年恒例となった使用済み切手の無料つかみ取りも実施。フリーペーパーや数量限定の切手カタログも用意する。
日本郵趣協会鹿児島支部の永吉秀夫さんは「今年はベルばらの切手など、どなたにも楽しめる展示が皆さまをお待ちしている。数々のかわいい切手を入手することもできる」と話す。
開催時間は30日=10時30分~17時、1日=9時~15時30分。鑑定会は10月1日の10時~11時に行う。入場無料。