鹿児島市交通局が12月1日、数量限定で「すべらない砂」の配布を始めた。
「すべらない砂」とは、落ち葉などによる車輪の空転を防ぐため、滑り止めとしてレールと車輪の間にまいているもの。同局担当者によると、「日置市にある山から採取した、水を吸いにくい砂を使っている」という。
同品は、少量の砂を、「合格祈願 すべらない砂」と書かれた写真と共にラミネート加工したカード型のお守り。「受験や入試にすべらないように」と2011年1月から毎年配布しており、今年は600個を用意しているという。
写真は高校・大学名が入った市営バスと市電の停留所名版、観光レトロ電車「かごでん」版、今年3月に運行を始めた新型電車「ユートラムIII」版の3種類をそろえ、好きなデザインを選ぶことができる(先着順)。
配布は、タオル(500円)や、10月に発売した電車型目覚まし時計(1,000円)などの交通局オリジナルグッズ、ICカードにチャージできる商品券の「ラピトレカ」の購入客が対象で、グッズ1点につき1枚。交通局内や鹿児島市役所前(鹿児島市名山町)など市内5カ所の乗車券発売所で扱っている。