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「郷中教育」を疑似体験かごでんで鹿児島再発見の旅

鹿児島で「椋鳩十と薩摩伝統工人たち」展 西郷隆盛陶像展示も

鹿児島で「椋鳩十と薩摩伝統工人たち」展 西郷隆盛陶像展示も

二代目長太郎雅夫「西郷隆盛像」(喜入小学校蔵)

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 鹿児島市の三宅美術館(鹿児島市谷山中央)で現在、「椋鳩十(むくはとじゅう)と薩摩伝統工人たち」が開催されている。

十五代沈壽官「薩摩盛金鶴茶碗」

 同施設の開館30周年記念企画展として、設立準備委員で初代理事を務めた椋の没後30年にちなみ企画した同展。椋の著書「薩摩伝統工人伝」で紹介された職人・作家の作品や資料、伝統技術を現代に受け継いでいる作家作品を併せて紹介する。

 第1会場では、テーマごとにケースを分け、十二代~十五代沈壽官(ちんじゅかん)の作品や、ガマガエルの皮膚のような凹凸が特長の「どんこ釉(ゆう)」を再現した龍門司焼などの焼き物、現在は途絶えてしまった阿多張りキセル、椋の愛用品などを展示する。

 明治維新150周年にちなみ、喜入小学校の倉庫から発見されたという長太郎焼の西郷隆盛像も展示する。同館学芸員の三宅たまきさんは「初代長太郎が使っていた釉薬を使ってあるため、発見された当初は初代の作品だと思われていた。台座の下に『皇紀二千六百年(華/嘉節 朔)二代目長太郎雅夫作 年四十壱』と彫ってあったことから二代目の作品であることが分かった」と話す。「どういった経緯で作られたのか、なぜ同校にあったのかなど、わからないことが多いため情報を求めている」とも。

 2階の第2会場ではソバなど食べ物に携わる職人や建具師、表具師を紹介しているほか、椋と家族ぐるみで親交があった、画家の長尾淘汰さんの作品も展示している。

 三宅さんは「工人の方々に話を伺う中で、伝統を受け継ぐということは不易流行(ふえきりゅうこう)、変わらないものを大切にしつつ、その時代に合ったものを作り続けることだと知った。普段はあまり見る機会のない作品もあるので、ぜひ多くの方に楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。

 1月27日は、龍門司焼・次郎太窯十二代陶工の川原輝夫さんによるギャラリートーク(14時~)を予定する。

 開館時間は10時~16時30分。入館料は、一般=500円、高校生=300円、小中学生=200円、70歳以上=100円。水曜休館。2月27日まで。

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