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鹿児島・中央駅西口近くの「フランス厨房 旬彩」が刷新 お任せフルコースで

リニューアルした店内

リニューアルした店内

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 鹿児島・中央駅西口近くのフランス料理店「フランス厨房 旬彩」(鹿児島市武、TEL 099-296-7288)がリニューアルして2カ月がたった。

「フランス厨房 旬彩」のコース料理

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 以前は掘りごたつのある和風テイストだった同店。新型コロナ対策を取り入れると同時に、よりフランス料理店らしい内装にするため7月10日、リニューアルオープンした。店舗面積は約20坪、カウンター4席、テーブル3卓12席、個室1室6席で、席数を減らしてテーブルや椅子を設置したという。

 天井にはシャンデリアをつり下げ、中庭を眺めることができるようにした店内は「常連のお客さまからも『高揚感が味わえる店になった』と喜んでもらっている」と店主の浦川和美さん。24時間除菌を行うオゾン発生機やアクリル板も設置した。

 浦川さんは東京・六本木にあった高級フレンチの「キャラバンサライ」などで修業した料理人歴49年のシェフ。「季節感を大切にし、旬の食材のうまさを生かした料理を提供している」という。

 ランチには「旬彩コース」(5,500円)、ディナーには同コースに加え、「グルメコース」(8,800円)、「シェフおまかせスペシャルコース」(1万3,200円)を用意し、いずれも「黒毛和牛をメインに旬の野菜を使ったお任せのフルコース」となっている。

 「黒毛和牛には、どちらも名の通ったブランド牛である『鹿児島の中山牛』と『宮崎の尾崎牛』を看板牛として使っている」と浦川さん。宮崎の同ブランドを取り入れることになったのは、秋から運行が始まるJR九州の新しい観光列車「36ぷらす3」が企画する「黒の路ランチ」(九州一周の鹿児島・宮崎区間)の出店者に選ばれたことが縁だったという。

 テークアウトも扱っており、「フレンチ松花堂弁当」(2,200円)、「和牛100%ハンバーグ弁当」(1,980円)、「黒毛和牛モモ肉芯芯カツサンド」(2,420円)などがある。

 浦川さんは「リニューアルした店内は非日常を味わえる空間になっている。記念日など特別な日に、ぜひ足を運んでもらえれば」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は12時~14時、18~22時。月曜定休(祝日の場合は翌日定休)。駐車場4台。ランチ、ディナー、テークアウトは前日までの完全電話予約制。

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