鹿児島のご当地ヒーロー「薩摩剣士 隼人」、KTSでTV番組化

「薩摩剣士 隼人」テレビ番組化。10月2日6時15分~放送開始。

「薩摩剣士 隼人」テレビ番組化。10月2日6時15分~放送開始。

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 鹿児島のご当地ヒーロー「薩摩剣士 隼人」がテレビ番組化され、KTS鹿児島放送で10月2日から放映される。

 CM制作やキャラクターデザインなどの広告代理店ツーウェイズ(鹿児島市上之園町)が、「薩摩剣士隼人プロジェクト」として手掛けている企画で、撮影は昨年12月からスタートしていた。

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 「隼人」は、敬天愛人(天を敬い、人を愛すること。西郷隆盛が好んでよく使った言葉)の薩摩魂を持った、薩摩の理想的な男=「薩摩隼人」のボッケモン(ボッケモンスター、企画内では鹿児島に息づく万物の精霊のこと)。額には桜島を中心に鹿児島県の形、胸には丸に十字の薩摩(島津)の紋を持つ。鹿児島の自然、伝統・文化、郷土料理を愛し、鹿児島に伝わる剣術「示現流」を得意とする設定。

 「全国区で有名な秋田県の『超人ネイガー』や沖縄県の『琉神マブヤー』などをビジネスモデルにしている」と同社社長の小野大さん。撮影は県内各地の観光地で行い、その土地の特産品がボッケモンとなって登場する。さらに、「隼人」の登場シーンを舞台となる地域の伝統芸能(太鼓など)で盛り上げるなど、鹿児島の観光地を全国に向かってアピールし地域活性につなげる狙いがあるという。

 ストーリーは南の国・鹿児島を舞台に展開する。ボッケモンは古来より人々と共に暮らしていた。ボッケモンである薩摩犬「つんつん」が、生き別れてしまった伝説のボッケモン「ダイサイゴー」を探すため鹿児島県内を旅する。一方、「大石兵六夢物語」で退治された吉野狐(キツネ)の末裔(まつえい)「コンコン」は鹿児島人を一族の目の敵としていた。「コンコン」は「つんつん」の行く先々でいたずらをし、キツネ一族の守護神「ヤッセンボー」を召喚してしまう。人々を救うために太鼓の響きと共にさっそうと現れる剣士が「隼人」だ。

 「ヒーロー物なので未就学男児が対象と思われがちだが、『ゆるキャラ』も多く登場するので女性にも『かわいい』と思ってもらえるのでは。郷土の歴史や時代劇の要素もストーリーとして取り入れ、地元の方との触れ合いも出てくるので、大人も楽しめる」と小野さん。現在も県内で撮影が行われており、「テレビシリーズは第2期も考えている」とも。

 放送は毎週日曜6時15分~6時30分。現在、新キャラのボッケモンや番組発のアイドルユニット「Puri Moze(プリモゼ)」、番組出演者なども募集している。

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