鹿児島・吉野町にバスクチーズケーキやサンドイッチをテークアウト販売する「縁久（えんきゅう）」（鹿児島市吉野町）がオープンして3カ月がたった。

外観や商品

　飲食業に携わり17年という店主の久保裕二さんが7月12日、オープンした。その前はキッチンカーで副業をしていたが、吉野町にログハウス風の店舗を新築した。「吉野町への人の流れ、住みやすさ、これからの発展」を考えて同所を選んだという。目を引く外壁の緑は「元々キッチンカーにも使っていた色で、緑豊かな吉野町に合わせた」とも。店名は「縁＝ご縁」「久＝永久に」を掛け合わせ、「縁ある出会いが永久に長く続きますように」という願いを込めている。

　看板メニューは「トロける濃厚さが売り」のバスクチーズケーキ（1カット＝400円、ホール＝2,400円）。ほか、「黒ゴマ」「スウィートポテト」がある2種類のフレーバーチーズケーキ、3種の食べ比べセットも用意する。

　サンドイッチは10時～13時のみの販売で、味付けを濃いめにしたハンバーグや、焼き豚、チキンを手作りパンで挟んだもの（370円～）を用意する。季節によって食材を変え、仕入れや仕込みの具合でメニューを変更するため、内容はインスタグラムで随時知らせる。焼きドーナツ（10月いっぱいで販売終了）、クッキーなどの焼き菓子も用意する。

　久保さんは「手作り感のある焼き菓子のラインアップを充実させるため、現在、奮闘している。寒くなる季節に合わせたメニューも考案中。食べて幸せな気分になってもらえる店にしていきたい」と話す。

　営業時間は10時～16時（土曜・日曜・祝日は17時まで）。駐車場は3台。