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「天文館かごしま横丁」に海鮮料理店 地魚の刺し身盛りやすしを提供

来店を呼び掛ける店主の大川さん

来店を呼び掛ける店主の大川さん

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 鹿児島・天文館銀座通りの「天文館かごしま横丁」(鹿児島市千日町)2階に3月7日、「海鮮問屋たつみ」がオープンした。

店内や料理

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 3階建てビルで横丁スタイルの営業を行う同館。現在7店舗が出店する。鹿児島産の黒豚、黒牛、黒さつま鶏、ジビエなどを使った店がそろうが、海鮮の店がなかったことから、同フロアにある「肉料理 彩真(サイマ)」店主の大川智さんが「鹿児島の地魚を楽しめる店が1店舗は欲しい」と出店した。

 メニューは「お造り3種盛り」(980円)、「カツオのわらタタキ」(780円)、「キビナゴ刺し身」(650円)、「海老(えび)と野菜の天ぷら」(880円)、「握りずし5貫盛り」(980円)など。

 大川さんは和食や創作料理に25年携わってきた。同店向かいにある彩真ではひなもりポークやラムチョップのスペアリブ、黒毛和牛や桜島鶏の炭火焼き、タンシチューなどを提供している。「たつみと彩真が向かい合っているのを生かし、魚料理と肉料理を組み合わせたコースも今後予定している」と話す。

 同館は客が入店時にスマートフォンでQRコードを読み取り、館内全店に席から注文できるシステムとなっている。支払いも完全キャッシュレス。大川さんは「街をにぎやかにしていくのは僕らの使命。鹿児島の肉・魚いずれも楽しめる場としていきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は17時~23時(3月16日以降は24時まで)。火曜定休。

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