NPO法人「薩摩リーダーシップフォーラムSELF」が4月22日~24日の3日間、「150年後の世界に、私たちは何を遺すのか」をテーマにした対話型カンファレンス「薩摩会議 2022」を開催する。
鹿児島県内各地から「自ら学び社会をよりワクワクする方向へと変えよう」と31人が集う同NPO。鹿児島県庁18階「かごゆいテラス」内コワーキングスペース「窓 SOUU」の運営などを手掛ける。同会議は初開催だが、昨年京都で行われた「地域企業」の持続的発展を推進する「Community Based Companies Forum(CBCフォーラム)」の第2回としても位置づける。
今年は「薩摩の地から明治維新が起こって150年」。当時の志士が「このままではいけない」と立ち上がったように、「これからの150年のために何ができるのか。いま動かなければ手遅れになってしまうかもしれない。まさにその分岐点に私たちは生きている」と捉え、今求められる「Transformation=不可逆的な変容」を探る。
セッションのテーマは、環境問題、地域経済、コミュニティー、離島、観光、教育、食など。腸内環境評論家として知られる桐村里紗さんと鹿児島大学水産学部生で環境活動家の中村涼夏さんのトークセッションや、「九州パンケーキ」を手掛ける一平ホールディングスの村岡浩司社長、沖縄で次世代「人財」発掘育成プログラム「Ryukyufrogs」を展開する比屋根隆さんらが参加するセッションなどがある。
開催時間は、22日=9時~18時15分、23日・24日=9時30分~19時。リアル会場も用意したハイブリッドでの開催となる。オンライン参加のチケットはPeatixで販売。料金は、1日=5,000円、3日間=1万2,000円。
リアル参加のチケットはクラウドファンディングサイト「Kibidango」でのリターンとして用意し、リアル参加券(23日・24日用、初日22日はオンライン参加)=3万円などがある。同NPOは薩摩会議を起点に生まれるプロジェクトや鹿児島の未来を作っていくプロジェクトへの支援を目的として「薩摩財団(仮)」の設立を予定しており、現在、クラウドファンディングで支援を募っている。