鹿児島・加治屋町に「セルフ写真館 Recollection（リコレクション）」（鹿児島市加治屋町）がオープンして2カ月がたった。

外観や作品例

　SNSのAR作成や事業者向けSNS支援を手がける徳田喜一さんと同館代表の川内烈維さんが共同経営する。「東京などで広まりつつあるセルフ写真館を地元・鹿児島にも作りたい」と出店した。カメラマンが撮影を行う一般の写真館と違い、セルフ写真館では利用者がリモコンを使い、好きなタイミングでシャッターを切ることができる。

　店名には「写真を見返す度に当館で撮影したことを回想（recollection）してほしい」という思いを込めた。店舗面積は20坪。一眼レフカメラや照明機材などプロのカメラマンが使う機材一式のほか、額縁、サングラス、ティアラ、プラスチックフラワー、使い捨てカメラなど撮影する際に使える小道具も用意する。

　撮影時間は15分で、時間内は撮り放題。撮影データは全て提供する。利用料は、モノクロ写真＝1人2,000円、カラー写真＝同2,500円。カップル割や誕生日割も用意する。オープン以来、女子高生や女子大生、カップル、家族での利用が多く、マタニティーフォトの撮影に利用する人もいるという。

　川内さんは「自分たちのタイミングで撮影できるからこそ最高のスマイルフォトが撮れる。カメラの知識がなくても簡単にできるので、ぜひ利用してもらえれば」と呼びかける。

　営業時間は11時～18時（事前予約制）。