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鹿児島・天文館にクラフトビール醸造所 レストランも併設

醸造設備が見えるレストラン

醸造設備が見えるレストラン

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 鹿児島・天文館にレストランを併設したクラフトビール醸造所「MOONRISE brewery(ムーンライズブルワリー)天文館」(鹿児島市樋之口町、TEL 099-248-7839)がオープンして1月28日で2カ月がたった。

店内や料理

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 経営は鹿児島市でちゃんこ鍋店「朝の海」やしゃぶしゃぶ・すき焼き店「福わらじ」を手がけるMadres(平之町)。社長の富岡大作さんは、ハワイでの留学時代、米国のクラフトビール文化に触れ、いずれは自らビールを醸造したいとの思いがあったという。昨年11月に発泡酒の醸造免許を取得、ビール造りに詳しい仲間とともに醸造をスタートした。

 レストラン「BrewPub MOONRISE(ブリューパブムーンライズ)」も併設する。現在、同所のオリジナルクラフトビール3種類を提供しており、かんきつのようなホップの香りを持つという「ムーンライズペールエール」、ホップを多く使うことで得られる強い苦味と香りが特徴という「レディムーンIPA」(以上、Sサイズ660円、Mサイズ880円)、富岡さん「お薦め」という、鹿児島の池田製茶とコラボした小麦ベースのビール「抹茶ウィート」(990円)がある。

 店内は英国風パブをコンセプトに、「昔の良き時代の大人の社交場」のイメージに仕上げた。席数は全30席で、カウンター、テーブル、ソファ席など。客席から醸造設備が見える造りとなっている。店名の「MOONRISE」は同ビルにある姉妹店「朝の海」が、朝日が昇るイメージのロゴを飾っていることに対比して「月が昇る」にしたという。

 レストランでは、フィッシュ&チップス、ムール貝蒸し、イワシ香草パン粉焼きなどビールに合わせたおつまみ料理(330円~880円)のほか、オーストリアソーセージや生ハムプレート、リエットなど肉を使った一品料理(660円~)、黒毛和牛の自家製バストラミビーフを挟んだ「ルーベンサンド」(1,210円)など6種類のサンドイッチも用意。ワインもあり、ボトルは赤・白それぞれ4種類を用意する。

 今後は瓶ビールの商品化、ECサイトでの通販などを展開予定。富岡さんは「天文館のほかのラウンジなどでも飲めるようにしていきたい。天文館を盛り上げていければ」と笑顔を見せる。

 営業時間は17時~23時。日曜定休。

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