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鹿児島・中央町に「MEAT BANK」 肉料理をテーマに6店集積

「MEAT BANK」の店内

「MEAT BANK」の店内

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 肉料理をテーマにした飲食施設「MEAT BANK(ミートバンク)」(鹿児島市中央町)が3月31日、鹿児島・中央町の都通りにオープンした。

店内や料理

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 カミチクグループ(谷山中央)が管理する同施設。飼料づくりから、牛・豚の飼育、牛肉の製造・加工、小売業、外食産業までを一貫体制で行う「6次化スタイル」を推進する同グループと、東京でレストラン事業を行うマザーズ(東京都武蔵野市)が「タッグを組んだ」という。

 1階に5店舗、2階に1店舗が入る。店名は以前金融機関(バンク)だった建物を改装していることや、肉料理をふんだんに提供することに由来する。店舗面積は約100坪。席は1階に計127席あるが店ごとに利用できる席が決まっている。2階には62席(個室8席を含む)を備える。内外装はマザーズの保村良豪社長がプロデュースした。

 1階は「にぎわい」をコンセプトに、韓国ホルモン焼き「プルグムコプチャン」、煮込み・揚げ物を提供する「都通り商店」、東京の中華料理店が出店する「中国酒家 亭亭」、「宮崎で人気」という「鶏のモモ焼き」を提供する「鳥炭火太一 鹿児島中央店」、昭和歌謡を中心としたレコードがズラリと並ぶ「レコードバーじゅんこ」が入る。

 2階は「焼肉 上畜」。30代以上をターゲットに、農場・等級を指定した肉のみを扱う。「肉の味をしっかりと味わってほしい」と、鹿児島県産鰹節のだしをベースにした「あっさりしたタレ」で提供している。

 注文や会計は店ごとに行う。客単価はドリンク込みで、1階=3,000円~4,000円、2階=6,000円~。

 「生産者の思いを届け、料理を通して命のありがたみに感謝する『感謝の循環』が起こる場所にしたいという思いが背景にある」とカミチクホールディングス担当の網本恵介さん。「生産者とお客さまとをつなぐ架け橋となり、たくさんの笑顔が生まれる場を育んでいきたい」と意気込む。

 営業時間は店により異なる。

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