鹿児島でも被災者支援の輪広がる-市役所に義援金箱設置

鹿児島市役所の東別館1階ロビーに設置の義援金箱。

鹿児島市役所の東別館1階ロビーに設置の義援金箱。

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3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震を受け、14日より支援窓口として鹿児島市役所内に義援金箱が設置された。

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義援金箱は市役所のほか、谷山支所、伊敷支所、吉野支所、桜島支所、東桜島支所、吉田支所、喜入支所、松本支所、郡山支所にも置く。鹿児島市交通局は義援金箱の設置場所として、交通局の乗車券発売所を提供している。

「震災が大規模なので期限を設けず広く支援を受け付けたい」と市民相談センター主幹の本田秀信さん。市民安全課の治野章さんは「今後も要請があればできるだけのことをしていきたい」と前向きな姿勢をみせる。

そのほか、鹿児島からの支援は以下の通り。消防局=部隊派遣(県指揮隊の派遣4人、救助部隊5人、救急部隊3人、後方支援部隊6人、支援車両5台)。鹿児島市立病院=DMATを派遣(宮城県仙台市の陸上自衛隊霞目駐屯地で11日から13日まで従事後、他のDMAに任務を引き継ぎ撤収3月14日19時帰着予定)。鹿児島市水道局=13日宮城県宮城君利府町(約1万1,000世帯/約3万4,000人)へ応急給水隊技師5人の派遣、給水車(4トン)1台、仮設給水層(1,000リットル)2個、給水容器(ビニール袋6リットル)1,000袋、公共応急作業車1台。日本下水道協会を通じて下水道管路の調査隊の派遣要請があり、今後下水道職員の派遣も予定。

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