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鹿児島で陶芸家・松元博子さんの初窯展-ターコイズブルーの食器など

ターコイズブルーの器を中心に正月をイメージしてディスプレーする会場

ターコイズブルーの器を中心に正月をイメージしてディスプレーする会場

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 鹿児島のホワイトギャラリー(鹿児島市下竜尾町、TEL 099-248-3904)で1月5日、陶芸家・松元博子さんの初窯展が始まった。

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 松元さんは、東京純心女子大学洋画科を卒業、鹿児島県霧島市の天降川焼窯元陶芸部でアシスタントとして勤務した後、県工業技術センターの窯業部研修を修了。1994年に「ターコイズブルーに魅せられ」陶芸家として独立。2002年には九州電力の若手工芸家研修制度で、米バージニア州アレキサンドリアでの陶芸研修を積んだ。近年では、九州の美術館や関東で定期的に個展を開くなど、精力的な作家活動を展開している。

 作品の特徴は、松元さんが「幼いころから憧れ、こだわってきた」という「ターコイズブルー」。ラスター金釉(きんゆう)・炭化焼締めを中心に、色彩・下絵付けなどの作品を織り交ぜながら食器、花器、陶器・オブジェなどを手掛ける。同展の会場には約250点を並べる。

 「定期的に開催させていただいている会場を大切にしながら、自分のペースを忘れないようにコツコツと自分なりに作品を作っていきたい」と松元さん。「器は人それぞれの使い方、触れ合い方がある。でも、作り手としては『器』として特別な大切な日のその時に使っていただきたい」とも。

 営業時間は11時~18時。1月19日まで。作品は販売も行う。

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