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鹿児島で「めがねを語る会」開催-「こんな眼鏡が欲しい!」参加者ら意見交換も

鹿児島で「めがねを語る会」開催。企画した小湊さん(右奥)、鹿児島県営業部長の吉川さん(隣)。吉川さんからプレゼントされたサングラスをかける参加者

鹿児島で「めがねを語る会」開催。企画した小湊さん(右奥)、鹿児島県営業部長の吉川さん(隣)。吉川さんからプレゼントされたサングラスをかける参加者

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 「メガネのヨネザワ 天文館鹿児島本店」(鹿児島市東千石町、TEL 099-216-8735)で7月21日、学生の持ち込み企画「めがねを語る会」が開催された。

「こんな眼鏡が欲しい!」

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 企画したのは眼鏡3本とサングラス2本を持っている、鹿児島国際大学4年生の小湊拓弥さん。「低価格の眼鏡が人気になり業界規模が縮小しつつある中、眼鏡好きとしては何とか盛り上げたい」と企画を持ち込んだ。「鹿児島は全国的に見て学生が社会人と交流する場が少ないので、眼鏡を話題に交流を図れれば」との狙いもあり、会に臨んだ。

 簡単なアイスブレーク後、ゲストの吉川厚伸さん(同社鹿児島県営業部部長)が、眼鏡業界は価格競争が激化し、見た目で良・不良が分からない商品が混在すると、情報不足が原因で買い手が欠陥品を含む安いものを選ぶ「逆選択」が起きてしまう「レモンの原理」について語るなど、眼鏡業界の現状についてや、形状や名称の基礎知識についてトークを行った。その後は「こんな眼鏡が欲しい!」をテーマに班に分かれ意見を出し合った。

 眼鏡=「表現すること」に重点を置いて話し合った班からは、(スマホの)イヤホンジャックのように眼鏡に装着するアクセサリーや「ご当地眼鏡」など、コミュニケーションツールとしての提案が挙がったほか、より快適に過ごすため「ずれない眼鏡」が欲しいという班からは、自分に合った形に変形させられる高機能鼻パッドや(耳にかける部分の)ストッパー、究極のフィット感を求めて「頭の形カルテ」など、自由な発想で発表。カルテに対しては、プライバシーに配慮し、「かけ心地研究所」と題してキャンペーンやイベントのように行ったらどうか、など活発に意見交換が行われた。

 「眼鏡のことで話をする機会は、眼鏡屋として本当にありがたいこと。興味を持っていただけてうれしかった」と吉川さん。企画した小湊さんは「企画・広報・運営までを一人で行ったのは初めての経験。開催までにたくさんの方に協力していただいた。関係者や参加者など全ての方に感謝したい」と話した。

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