桜島・桜島ランニングコース歩道を舞台に、チーム一丸となってたすきをつなぐリレーマラソン「第1回 鹿児島リレーマラソン」が9月30日に開催される。

　フットサルイベントサイト「クラスマッチ」を運営する「スポーツリンクアンドシェア」（鹿児島市住吉町、TEL 099-201-3374）が主催。ランナーの活動の場を提供することを目的に、年に数回の継続した大会を目指す。

　同社社長の川前槙一さんは、小学校から大学までサッカーを続けたサッカー人。「（毎日のように練習しても）トップアスリートになれるのはほんの一握り。トップ以外のスポーツ人たちの受け皿や、（社会との）橋渡しになれば」とクラスマッチを立ち上げた。鹿児島に移ってきて約3年、現在では、約900チーム（約8500人）が登録し、ほぼ毎週のようにフットサルの試合やイベントを開催している。リレーマラソンは「バスケットやテニスなど、他のスポーツについても企画してほしいという要望を受け実現した企画の一つ」と川前さん。

　マラソン会場は今後、特定の場所ではなく県内を巡っていく予定という。「観光事業と似ていて、ただスポーツをするだけではなく、そこに人を呼び込むことが目的。県内各地を文字通り『リレー』して地域活性化を図る。将来的には観光スポットや施設を会場にしていけたら」とも。

　コースは1周5.3キロメートルを8周するフルマラソン（42.195キロ＋205メートル）。1チーム5～16人で参加し、メンバー全員が1周以上走ることがルール（同時走行は2人まで）。開会式、スタート＆たすきの受け渡し場は桜島多目的広場。当日は、鹿児島のご当地ヒーロー、薩摩剣士隼人、つんつん、プリモゼが応援に駆け付けるほか、イベント終了後には抽選会を実施する。

　開催時間は10時30分～。参加費は1人＝3,000円。申し込みは8月31日まで。