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種子島在住のイラストレーター、鹿児島で初個展 「島からの刺激を形に」

高橋佳織さん

高橋佳織さん

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 イラストレーター兼グラフィックデザイナー、高橋佳織さんの個展「海と空と花と」が現在、マルヤガーデンズ(鹿児島市呉服町)7階「マージナルギャラリー」で開催されている。

会場の様子

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 高橋さんは東京・八王子生まれ。東京の広告デザイン会社で広告プロモーションや書籍、パッケージなどのデザインやイラストを手がけてきた。20代後半にサーフィンを始め、「サーフィンをしながら暮らしたい」との思いで2015(平成27)年、種子島に移住。現在は島内外の案件を引き受けながら、「島の暮らしからインスピレーションを受けた」オリジナル作品を制作している。

 個展の開催は初めて。会場には昨年から今年にかけて描いた作品を中心に50点を展示。キャンバス地に直接イラストを印刷し、手描きで色を加え、ニス塗りで仕上げた作品のほか、アクリルやオイルパステルでの手描き作品も展示。額はほとんどが手作りで、島で拾った流木を使った額もある。高橋さんがインスタグラムで発信している複数コマの漫画「島暮らし絵日記」も展示する。

 ここ数年は「島から受け取った刺激を形にしたい」と、「何が自分から出せるかを試しながら、インスピレーションがあれば、すぐに描いてきた」と高橋さん。種子島の花を描いた作品も多く、「種子島では年中花が咲いているので、つい描きたくなる」とも。「色に包まれる感覚を楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。

 営業時間は11時~20時。入場無料。1月7日まで。

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