鹿児島県は2月1日から、大河ドラマで人気を集めた「篤姫」をマスコットキャラクターに県内各地の施設で「篤姫のひなまつり」を開催する。
開催地は鹿児島市、霧島市、指宿市、南九州市、出水市、薩摩川内市、人吉市(熊本県)。100以上の施設が参加し、各施設でひな飾りの展示を行うほか、各地のホテル・旅館、観光施設などで「ひな御膳」「ひなスイーツ」などを期間限定で提供する。
鹿児島市では各ホテルと、長島美術館(武3)の「レストランカメリア」、鹿児島ブランドショップ(名山町)、市立美術館・かごしまメルヘン館(城山町)などが参加するほか、天文館周辺のショップや「にぎわい通り大学」「天まちサロン」でもひな飾りを飾る。「仙巌園」(吉野町)ではひな祭りイベント「仙巌園 春まつり」を開催(2月2日~4月7日)。期間中、竹姫の5段ひな飾りを展示するほか、伝統工芸品の「薩摩糸びな」づくり(2月24日)や身代わりびなを竹の船に乗せて流す「流しびな」(3月3日)などのイベントを予定している。
桃の節句である3月3日には、対象施設で御膳・スイーツの割引やプレゼント、入湯料サービスなどの特典を用意する。「期間中は県内各地で多彩なイベントが行われている。この期間しか食べられない春の味覚をぜひ楽しんでほしい」と県観光課の立石雅代さん。
「篤姫のひなまつり」は3月31日まで。