おいどん市場 与次郎館(鹿児島市与次郎2 丁目)で3月23日、「おやこ弁10(べんとう)フェスティバル」が開催された。主催は「よい食・環境 鹿児島県民フォーラム」。
今回初の開催となる同イベントは、「我が家のお弁当」をテーマに鹿児島の食材を取り入れた弁当を審査し、それぞれ表彰するもの。審査員には「よい食・環境 鹿児島県民フォーラム」の実行委員をはじめ、ゲスト審査員として薩摩剣士隼人も参加した。審議中は薩摩剣士隼人のミニショーや食にまつわるクイズ大会も開かれた。
13組の参加者を制し、優勝したのは「つんつんコンコン仲良し弁当」を作った川上さん親子。「コンコンの顔の細かい装飾が難しかった。息子は普段からお菓子作りを手伝ってくれるが、今回は初めてお弁当作りを手伝ってくれた。野菜の名前を覚えたり、食材を切ったりと、今までとは違う作業も多かったが、親子で楽しんで作業ができた」と川上さん。川上さんには優勝賞品として「豪華黒毛和牛ステーキセット」が贈られた。
同実行委員長の福司山エツ子さんは、「参加者が作られたお弁当はどれも素晴らしいものばかりだった。よい食・環境 鹿児島県民フォーラムでは、毎月10日を『弁10の日』として、地元の食材を使ったお弁当を自分で作って食べようと呼び掛けている。このイベントを通じ、親子で話しながら料理をし、絆をさらに深めていただきたい」と話す。
同フォーラムは2回目の開催も検討しているという。