ゴールデンウイーク後半の5月3日~6日、天文館いづろ商店街が毎年恒例の「春のレシート抽選会」を行う。
レシート抽選会は同商店街の年間行事「春のいづろ祭り」のイベントの一つとして通りを挙げて取り組む。マルヤガーデンズ前の特設抽選会場で、対象となる163店で買い物をしたレシートの合計金額1,000円ごとに1回抽選できる。賞品は、1等=2万円相当の1泊ペア旅行券(4本)、2等=同商店街で利用できる買い物券5,000円(20本)、3等=同買い物券1,000円(200本)などを用意し、当たり総本数は3200本以上。外れても商店街で利用できるクーポン券や割引券を配布する。
鹿児島市電の電車通りを挟んだ全長250メートルの通りの両脇に30棟以上のビルが立ち並び、約200のテナントが入る同商店街は、石造りの昔の灯台「石灯籠」があったことから、その名が付いた。大型呉服店が多いため昔からにぎやかな繁華街だったが、現在もバラエティー豊かなテナントが並び、人通りは多い。同商店街振興組合青年会の川井田浩一会長は「鹿児島の名産や名菓などを扱う土産店も多いので、地元の方だけでなく観光客の方にも通りを利用していただきたい」と話す。
同イベントの開催期間中、「マルヤガーデンズ」7階のソラニワでは3周年を記念した「ソラニワマルシェ」、山形屋近くのロッテリア隣のベルク広場では「第3回天文館こどもフェスティバル」を開催。昨年の「こどもフェスティバル」は4日間の開催で20,000人を集めた。今年も、ふあふあや新幹線、ゴーカートなどのほか、飲食ブースや「薩摩剣士隼人」のショーが行われるシアター、グッズ販売ブースなど15のアトラクションを用意する。「一日中遊べる内容になっている」と、中央地区商店街振興組合連合会の久保達也さん。両イベントとも入場は無料だが、アトラクションは有料。