鹿児島商工会議所が現在、自然や歴史、文化、産業、経済といったさまざまな方面から鹿児島通であることを認定する「かごしま検定」の受験申し込みを受け付けている。
試験は県内外問わず多くの人に鹿児島への関心を持ってもらおうと実施しており、今回で22回目。鹿児島市、薩摩川内市、鹿屋市、枕崎市、奄美市、南さつま市、指宿市、いちき串木野市、霧島市の9市と東京都で2014年2月2日に行う。
試験は3段階。標準クラスのマスター試験、上位クラスのシニアマスター試験、最上位クラスのグランドマスター試験があり、初回はマスター試験のみ受験できる。マスター試験は鹿児島の自然、歴史、文化、地域の特徴、産業、経済の5分野から選択式の50問が出題され、100点満点中70点で合格。合格者には県内の観光施設等の入場料が割引となる特典がある。
県内の主要書店や東京の鹿児島ブランドショップ(東京都千代田区)では、「かごしま検定公式テキストブック」(2,100円)を販売中。試験問題の演習ができる。1月19日には同会議所で受験対策セミナーも予定しており、受講者を募集している。
同会議所企画産業課の大迫朋恵さんは「もっと鹿児島を知りたい、知識を仕事に生かしたいとお考えの方は、ぜひ家族や職場の仲間と一緒に『かごしまマスター』を目指していただければ」と受験を呼び掛ける。
受験料は、かごしまマスター試験・シニアマスター試験=各3,150円、グランドマスター試験=4,200円。申し込み受け付けは12月26日まで。