薩摩蒸氣屋「菓々子横丁」2階・屋根裏ギャラリーで3月14日より、「もう一つの大島紬 本場縞大島の魅力展」が開催される。主催は鹿児島県絹織物工業組合。大島紬の機や(はたや)が集まって行う展示会は初めてだという。
泥染技法の手織りで織られている大島紬と異なり、本場縞大島は発色の美しい化学染料を用い、機械で織られているのが特徴。
大島紬の製造販売を手がけ組合に所属する中川の中川亮二さんは「今までと違う大島紬の魅力や素晴らしさを、県内外の方に手にとって知ってほしい。本場縞大島は大島紬よりも割安なので、20~30代の方にも知っていただければ」と期待を寄せる。
会場では、本場縞大島で作られたコートやネクタイ・小物などを多数展示・販売する。購入客の中から各日抽選で大島紬グッズなどが当たる企画も用意する。
開催時間は10時~18時(初日=13時から、最終日=17時まで)。今月20日まで。