鹿児島市電水族館口電停近くに7月、アジア各国から買い付けてきたネーティブアメリカン雑貨やアジアン雑貨をそろえる「Kachina(カチナ)」(鹿児島市易居町、TEL 099-223-2155)がオープンした。
インディアンのホピ族が作る木彫り人形「カチナ」から店名を取った同店。ホピ族の精霊で「大地のメッセンジャー」とされる「カチナ」を通して、「自然や周りの人々への感謝を伝えていきたい」との意味を込めた。
コンセプトは「五感で感じ、リラックスしたり、心躍ったりする店」。約40平方メートルの店内にはオーナーの砂田嘉一さんがタイやネパールなどから買い付けてきたアクセサリー、ランプ、服飾雑貨をはじめ、アジア独特の色鮮やかな洋服など1400アイテムほどをそろえる。売り場には「インディアンの教え」などを伝える手書きのPOPも。
老若男女の来店があるが、中でも40~60代の女性が多く、「二の腕・お尻を隠して」というリクエストに応えて買い付けてきた洋服など、他店にはない品ぞろえも好評という。「サイズはS~XL。僕みたいに大きな体でも大丈夫」と砂田さん。
20代のころに旅行や仕事でアジアを回っていた砂田さんは、日本にはないデザインやカラーから、インディアンジュエリーなどネーティブ雑貨やアジアン雑貨のとりこに。趣味として、現地で買い付けたものをフリーマーケットで売るなどしていたが、好きが高じてオープンに至ったという。「インディアンの教えや歴史の流れも大事に伝えていきたい」と話す。
取扱商品は、目が取れると願いがかなうというお守り「めひょんぼんキーホルダー」(280円~)、魔よけや繁栄の象徴とされる「サメの歯」が付いた革ブレスレットやアンクレット(300円~)、「インディアンジュエリー」(3,000円~3万9,000円)など。女性用はもちろん、サイズの大きな男性用トップス(1,380円~)、パンツ(1,980円~)や、子供用サルエルパンツ(980円~)なども。
生まれ年から守護石とラッキーカラーを調べ、チベットの古代石など天然石やアンティークビーズを使ったブレスレットやネックレス、ピアスなどのオリジナルアクセサリー制作(980円~)も受け付ける。
営業時間は11時~19時。駐車場は2台分を設ける。