天文館テンパーク通りに8月20日、「グルメローフード」をコンセプトにしたカフェ「Maria cafe」(鹿児島市東千石町、TEL 099-248-9577)がオープンした。
スムージーのテークアウトやロースイーツなどの注文を受け付ける2階はテーブル席8席と、通りを見下ろすカウンター席4席、隠れ家のような雰囲気を持たせた3階はテーブル席20席を設ける。メニューを掲示する黒板には、全国各地で活躍するローフードマイスターが来店した時のサインも。
普段なかなか野菜を取れていないという人から、もともとローフードが好きな人、肉・魚やタマゴ・乳製品も取らないビーガン、外国人も訪れるという同店。「見た目より満腹感がある」「なかなか家庭では作ることができないため、手軽に食べられる店ができてうれしい」という声も聞かれるなど好評を得ているという。
加熱しない生の野菜や果物を食べることで食物酵素を体内に取り入れることができるローフード。代謝を高めるほか、免疫力の向上に役立つなど、健康・美容・ダイエット・アンチエイジングに効果的とされている。
「もっと多くの人にローフードを知ってもらい、食事の選択肢の1つにしてもらえるようになれば」とローフードマイスターで、オーナーの中村綾美さんは期待を寄せる。「県内にローフードカフェが増えていけば」とも。
プレートは、パスタを中心としたベジプレート(1,200円)、野菜ののり巻きに3つの小鉢とデトックスウオーターが付くマイアミロール(980円)、ナッツや野菜で作るローハンバーグ(1,200円)、野菜のローラップ(1,000円)、ローラザニア(1,800円)。国際ローフード協会のジェニー・ロス会長のお墨付きというマイアミロールは、色も鮮やかで栄養のある紫キャベツをはじめ、アボカド、芽ひじき、シイタケ、ごぼう、ニンジン、ショウガなどデトックス効果のある食材を使った。
ロースイーツはケーキ、アサイーボール、クレープなど(800円~)。タマゴ・乳製品・小麦粉などは一切使わず、甘味料はメープルシロップやクレオパトラも美容のために食べていたというヤシの実・デーツなどを使う。テークアウトもできるスムージー(500円~)は、ケール・グリーン・大葉パイナップル・ブルーベリー・パイナップルジンジャーなど5種類を用意する。
営業時間は11時~20時。