「ギャラリー陶夢(とうむ)」(鹿児島市易居町)の姉妹店として7月、天保山大橋近くに、ヨーロッパのビンテージ家具を扱う「HARRYS ANTIQUE MARKET(ハリーズアンティークマーケット)」(甲突町、TEL 099-226-0666)がオープンした。
北欧、フランス、イギリス、ドイツ、イタリア、オランダなど、ヨーロッパから直接買い付ける1950~60年代のビンテージ家具を専門に扱う同店。古い倉庫を改装した店舗の面積は約100平方メートル。建具にアンティークのドアを使うなど、ロンドンの街で見掛けるようなおしゃれな店をイメージしたという。ミッドセンチュリーモダンのデザイナー物を中心に、ダイニングテーブルや椅子、リビング家具、照明、インテリア雑貨から男性用の洋服まで、100を超えるアイテムがそろう。
店名は、8月で27周年を迎えたカフェ併設のアンティーク家具店「ギャラリー陶夢(とうむ)」で飼っていた犬の名前から取った。メンテナンス工房や倉庫も兼ねており、同店に5人いる職人たちが家具のメンテナンスや修繕を行う。
「洗練された商品を、親しみやすい雰囲気で見てもらえるようなお店に育てていきたい」と話すストアマネジャーの岩本一平さん。「ビンテージの家具を大切に使い、次世代まで残していくような感覚も提案していきたい」とも。
ラインアップは、TOLIX(フランス)のアームチェア(4万9,680円)、カイ・クリスチャンセン(デンマーク)のダイニングチェア(6万4,800円)、マルコ・ザヌーゾ(イタリア)のソファ(28万800円)、マッキントッシュ社(イギリス)のダイニングセット(41万400円)など。
営業時間は11時~19時。水曜定休。