天文館・シネマパラダイス近くに6月22日、ワインに合う料理を提供するバルレストラン「vinoteca Toranoco(ヴィノテカ トラノコ)」(鹿児島市東千石町)がオープンした。同館とT-MAXの間の筋を入って右手の石蔵1階を改装した。
約53平方メートルの店内には、カウンター9席と、テーブル14席を設ける。入り口を入って正面には、海外でも活躍する鹿児島出身の画家nanocoさんが描いた水牛の抽象絵画が目を引く。オーナーは、軽井沢の老舗洋食店で働いていたという野口寅彦さん。
コンセプトは、「おいしい料理と一緒に、手頃においしいワインを飲んでもらうこと、味の違いを楽しんでもらうこと」。品種や産地が異なるワインを25種類ほどそろえる。「いわくつきのワインや、無名だが実は面白い銘柄」など、時期ごとに変わり種ワインも。グラスは500円~、ボトルワインは2,000円~。
メニューは、黒ビールの苦味が肉のうま味を引き立て、柔らかく仕上がるという「黒ビール煮込み」(鹿児島産黒豚=1,300円、地鶏の骨付きモモ肉=1,200円)や、軽井沢から取り寄せた野菜を特製のソースで食べる「とらのこの本気バーニャカウダ」(1,100円)をはじめ、アラカルト、ピザ、パスタなどを取りそろえる。
営業時間は17時~24時。7月下旬からはランチ営業(11時30分~15時)も始める。
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