天文館公園前のバー「Say’s Bar」（鹿児島市樋之口町、TEL 090-5484-0033）では、来店客の要望からできたキーマカレー、その名も「エリカレー」が評判を集めている。

テラサイズの上を行く「もう分からん盛り」（1,100円）

　カウンター10席のみ、窓からは天文館公園を眺めることができる同店。家庭の味を大事にしつつ少しスパイシーに仕上げたキーマカレーは、もともと同店が夜のバー営業で提供していた「セイズカレー」をアレンジしたもの。天文館でソウル＆ディスコのバーを30年近く続けているオーナー中川清一郎さんが、フレンチのシェフに就いて修業して作っていたカレーがオリジナルだという。

　来店客の評判が良かったことから、4月よりランチ営業をスタートし、石原江利香さんが作ることからいつしか「エリカレー」の名前が付いた。サイズ展開が広がり、トッピングが増えていったのも、利用客の要望が反映された結果という。

　サイズはSS（200グラム、400円）からメガ、ギガ、テラ（700グラム、900円）、「もう分からん盛り」（1,100円）まで。トッピングは目玉焼き（100円）、腸詰めバジルウインナー（250円）、3種の豆（150円）。トッピングは持ち込み自由で、近くの売店などからトンカツや空揚げなどを買ってくる人もいるという。テークアウトも可能。雨の日は50円割引も。

　中川さんは「お客さまに作っていただいたカレー。エリカの笑顔とともに、ぜひ一度ご賞味ください」と呼び掛ける。

　営業時間は、11時30分～15時、18時～翌4時。ランチは土曜・日曜定休。

※初掲時、記事の内容に一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします。