天文館のキャパルボビル1階に11月3日、手打ちそば店「KAZUO」(鹿児島市東千石町、TEL 080-2727-7499)がオープンした。
店舗面積は約5坪、カウンター6席とテーブル1卓だけの同店。入り口には、「蕎麦(そば)は生もの。打ち手は生きもの。天ぷらは爆弾!」と書かれたのれんを掲げる。店名は店主の長島和夫さんの名前から。
厳選したそば粉をブレンドして作る二八そばは、店で毎日手打ちする。細めで食感・喉越しが良く、かむほどにそば本来の甘さを楽しむことができる。その日作るそばに合わせて微妙に配合を変えるというそばつゆ、またはあぶった塩で食べるのを勧める。
そばつゆで煮込んだおでん(100円~)は、来店客がほぼ100%注文するという。ちぎりこんにゃくや黒毛和牛の牛すじが「一押し」。素材にこだわった天ぷら、備長炭の炭火焼きも時価で提供する。
盛りそば、かけそば(以上850円)、コース料理(3,000円~)も提供。酒は日本酒や焼酎そば湯割り(250円)を用意し、飲み放題(1,500円)も。
連日のように常連客らでにぎわい、満席になることもしばしば。「年末までは休まず営業するつもり。予約がおすすめ」と長島さん。1月下旬からは翌1時~3時を会員制にする予定。「そばと日本酒をゆっくり楽しんでいただければ」とも。
営業時間は17時30分~翌1時。月曜定休。