花見シーズンに合わせた錦江湾ロングクルーズイベント「サクラ・ナイトクルーズ」が3月26日、桜島フェリーの新船「第二桜島丸(サクラフェアリー)」を使って行われる。
昨年4月に就航したばかりの新船で行うロングクルーズ企画第2弾。市船舶局が主催し年2回開くもので、昨年秋の「ハロウィン・ミステリークルーズ」に続く今回は大人向けの内容を企画。1階~5階のオープンデッキの全フロアを使い、さまざまな演出を行う。
当日は鹿児島港桜島フェリーターミナル(鹿児島市本港新町)を17時30分に出港。春の景色に桜島の夕景、街の夜景を楽しめる航路を、ゆったりと約3時間かけて遊覧する。
客室は少し灯かりを落とし、ラウンジとして「ムーディーな雰囲気」を演出。ステージではサンセットフラダンスやジャズの生演奏、バーテンダーによるカクテルショーを行うほか、「『美味のまち鹿児島』づくり協議会」との共催で、地元の人気9店が出店する「お花見バル」や、約40銘柄の焼酎をそろえた「焼酎バー」も登場する。バルは、スペイン料理店からフレンチバル、居酒屋、缶詰バー、スイーツ店まで幅広い出店を予定する。
同営業課の大嶺繁徳さんは「毎日運航中の『よりみちクルーズ』や納涼観光船と違った、大人の雰囲気のクルーズになる。非日常を楽しんでもらえたら」と呼び掛ける。
参加費は4,500円(乗船料2,500円、フード・ドリンクチケット2,000円付き)。定員は400人で、申し込みは3月11日まで。問い合わせは船舶局(TEL 099-293-4785)まで。