JR鹿児島中央駅近くのナポリ通りで5月3日・4日、イタリア・ナポリ市の食と音楽を楽しむことができるイベント「かごしまの風と光とナポリ祭」が行われる。

　風景がよく似ていることから1960（昭和35）年5月3日に姉妹都市盟約を結んだ鹿児島市とナポリ市。同イベントは、それから55年目を迎えた昨年5月3日に初開催したもので、今年で2回目となる。今年は日伊国交150周年の年でもあり、当日はイタリア総領事も来場を予定。出店店舗も昨年より増え、さらに多くの人出でにぎわうことが予想される。

　会場では、2010年に「世界最優秀ピッツァ職人」として認められた牧島昭成さんが作るピザをはじめ、さまざまなイタリアンを楽しむことができるほか、ステージではパンツェッタ・ジローラモさんのトークショーやバイオリニストである大迫淳英さんの生演奏など、さまざまなライブイベントを展開。今年初の試みとして、伊佐農林高校地域応援団によるピザ焼き体験のワークショップが行われる。

　実行委員の新垣博之さんは「イタリアの音楽を聴きながら、おいしい食事とワインでナポリの雰囲気を楽しんでもらいたい」と呼び掛ける。

　開催時間は11時～19時（4日は17時まで）。駐車場は350台を設ける。問い合わせは同実行委員会（TEL 099-223-5286）まで。