鹿児島市マルヤガーデンズ(鹿児島市呉服町5)5階特設会場で10月1日、「華麗なるペルシャ絨毯(じゅうたん)の世界」展が始まった。
展示の中心となるのは伝統的なペルシャ絨毯を現代によみがえらせた「ミーリー工房」(イラン)製作のペルシャ絨毯。古代から継承されてきた200点以上のペルシャ絨毯を展示、販売。見るだけでなく、触れて感じることができるようになっている。
同時開催の熊本震災応援セールではペルシャ絨毯がセール販売され、売り上げの一部が被災地に寄付される(ミーリー工房の商品はセール対象外)。
10月8日にはミーリー工房日本総代理店代表のアミール・ソレマニエさんによるトークショー「ペルシャ絨毯は、なぜペルシャ絨毯なのか」が開催。ペルシャ絨毯の歴史背景やその魅力の本質が語られる。
同展示・セールを企画した熊本市のギャラリーヤマダ(熊本市中央区)の山田誠さんは「復興応援であるとともに、これまで支援してくれた鹿児島県の方への恩返しとしてセールを企画した。ペルシャ絨毯と出合うきっかけになれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。入場無料。今月11日まで。