鹿児島・天文館に来春完成予定の映画館の名称が9月1日、「天文館シネマパラダイス」に決定した。
今年の7月に名称案を募集し、700通を超える応募の中から1次審査に残った5案の中から選ばれた。候補は「天文館シネマパラダイス」「天まち座」「天文館シネマ」「シネマクロス」「天まちシネマ」で、投票の結果、「天文館シネマパラダイス」に決定した。「天文館シネマパラダイス」には、「天国のように楽しい、いつ来ても笑顔になれる映画館」という意味が込められているという。
来年5月には、全国初となる「まちがつくる映画館」として「天文館シネマパラダイス」がオープンを予定する。場所は雑貨店「What」(鹿児島市東千石町)跡。9月下旬にはロゴマークの発表も予定する。
1960年代の天文館には16館もの映画館があったが、2006年までに全てが閉館していた。