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山形屋で紳士帽子オーダー会-パナマ帽一筋の老舗製帽店職人が来鹿

西川製帽4代目の西川文二郎さん。山形屋で行われる「紳士帽子パターンオーダー会」のため来鹿する。

西川製帽4代目の西川文二郎さん。山形屋で行われる「紳士帽子パターンオーダー会」のため来鹿する。

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 鹿児島・山形屋(鹿児島市金生町、TEL 099-227-6111)1号館2階の紳士フロア特設会場で9月16日~18日、紳士帽子パターンオーダー&アドバイス会が開催される。

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 昨年から春・秋と年2回ずつ開催されてきた同会。毎回、西川製帽(大阪市東住吉区)4代目の西川文二郎さんを鹿児島に招き、西川さん自身が採寸を行う。同社は1894(明治27)年の創業以来、パナマ帽を作り続けている老舗製帽店で、西川さんも「帽子づくりの匠」としてメディアに度々紹介されている。1999年から始まったオンラインショップ「文二郎帽子店」も認知度が高く、「同会のために県外から駆け付けるお客さまもいる」という。

 同会では秋冬物の中折れ帽がオーダーできるほか、スタイルや手入れ方法の相談・アドバイスを受けることもできる。生地はフェルト生地(ウサギ、ビーバーの毛)で、色は白・黒・茶・グレーなどから選択。高さや「つば」の長さ、リボンもオーダーできる。サイズは54センチ以上5ミリ単位で調節可能。オーダーした帽子にはイニシャルが入る。

 価格は、「アンテポークパイ」(パイ型)=3万2,550円、「ロングヘアーソウルジェームス」=3万3,600円、「文二郎コレクション ファースペシャルソフト」=4万4,100円。一点ずつ手作業で作るため、受け渡しまでには2カ月前後かかる。

 「毎回参加する方もいらっしゃる。紳士帽子なので男性客が多いが(今までのオーダー会には)女性のお客さまもいらっしゃり、夫婦や親子でもオーダーがあった。20~30代の若い方も」と山形屋販売部の秋葉啓志さん。「鹿児島ではオーダー会はあまりない。帽子にも職人がいるということを知っていただければ」とも。

 開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。

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