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鹿児島で映画「うまれる」自主上映会-鹿児島のママサークルが主催

鹿児島で映画「うまれる」上映会を主催する「ママ´sトーク☆嬉々☆」代表の玉利恵里さん。

鹿児島で映画「うまれる」上映会を主催する「ママ´sトーク☆嬉々☆」代表の玉利恵里さん。

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 命の尊さや家族、社会とのつながり方や絆の大切さが叫ばれる中、「生きる」ことの意味を考えるドキュメンタリー映画「うまれる」(豪田トモ監督)が11月19日~23日、サンエールかごしま(鹿児島市荒田1、TEL 099-813-0850)で上映される。

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 主催は、初めて妊娠した女性や18カ月未満の幼児を育てているママたちが集うサークル「ママ’sトーク☆嬉々☆」。昨年4月に発足した同サークル、通常は西陵児童クラブ、子育て交流館「りぼんかん」などを拠点に、料理体験や小物作り、助産師を招き講演会などを実施している。

 同サークル代表の玉利恵里さんは今年の6月、鹿児島で初めて上映されたこの映画を見て強い感動を受けた。「この映画をもっと多くの人たちに見てもらうために自主上映会を開けないか」と相談。9月に鹿児島市と霧島市での上映会実施を決めた。これまでNPOなど多くの人たちの協力を得ながら、各種イベント会場などで手作りのチケットやチラシを配り、スタッフ4人で準備を進め、今月12日と15日には霧島市での上映会を無事に終えた。

 映画は、「子どもは親を選んで生まれてくる」という胎内記憶をモチーフに、命を見つめる4組の夫婦の物語を通じて、妊娠・出産・育児・流産・死産・不妊・障害など「生まれる」ことを幅広く捉えることで、親子関係やパートナーシップ、男性の役割、そして「生きる」ということを考え、感じる内容。

 12日に行われた霧島市での上映会には、小さな会場だったにもかかわらず約60人の親子連れが訪れた。玉利さんは「鑑賞した方々から『生まれる、生きることってすごいことなんだ』など、さまざまな感想が寄せられた。この映画は妊娠した女性だけでなく、男性も含め広い世代の人たち、特に独身の方や中学生や高校生たちに見てもらいたい。そして、家族のあり方や関わり方、命について話し合ってもらえるきっかけになれば」と話す。 

 詳しいスケジュールはホームページで確認できる。料金は1,500円(前売り1,000円)。前売り券は、地球畑、鹿大生協中央店、コープかごしま田上、城西、南谷山、吉野店で販売している。問い合わせは同サークル(TEL 090-1875-7486)まで。

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